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インボイス研修会に参加しました。

2022.12.13

地元、米子商工会が主催した「インボイス制度無料講習会」に参加しました。

当然のことながら開業2年目、個人事業主としては今は免税事業者(事業収入1千万以下)となっております。

令和5年10月1日から実施のインボイス制度は、売上額はもちろん業種によってもインボイス発行事業者となるかならないかは大きく違ってきているようです。例えば、タクシー運転手さんなどは、個人客という一般消費者を相手にしている業種と見えますが、タクシー代の領収書に課税事業者番号が記載されていないと経費で落とせないため、既にほぼ過半数が課税事業者の登録を進めている状況です。

自社の業種の形態によっても、ある程度の道筋は検討できそうです。

建設業(一人親方含む)・製造業・・・相手が会社のみ(事業者)となるため基本的にインボイス発行事業者になることを検討する。

※よもやま話ですが、声優さんも相手がゲーム会社やアニメ制作会社だったりするのでこの業態に入るのではと考えます。

飲食店・花屋等・・・相手側が一般消費者と事業者が混在しているため、法人相手の売上の比率を考えインボイス発行事業者になるかどうか検討する。

学習塾・ゲームセンター等・・・お客がほぼ一般消費者である場合、インボイス発行事業者となる必要性は薄い。(ただし法人取引先がある場合を除く)

今の本事務所の顧客層を見ると、インボイスは必要が薄そうですが、制度を施行していくうちに状況が変わるかもしれません。経過期間のうちに税務署からのお知らせにアンテナを張っておくといいでしょう。

制度開始から6年間は多少なりとも免税事業者からインボイス発行事業者になるか経過措置が設けられていますので、その間に勉強したり、頼りになる商工会の相談会に参加したり。制度の変更に頭の方もバージョンアップが必要ということですね。